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頭の中を整理するためのブログ

20周年も過ぎたというのに、約15年ぶりにV6にはまった話

どうも、ももです。
そもそもこの記事を書こうと思ったのは、久方ぶりにはまったV6について、私の中の15年という空白期間を埋めるべく、色々な人のブログを読んだことに起因する。
好き好き大好きかっこいい(ハート)(ハート)(ハート)みたいな記事が大変苦手な私が、これは面白いな!と思う記事を書いている方たちは、大抵はてなブログを使っていた。大抵他から流れ着いたりしていて、大抵わりと新規。そして、大抵「はまった理由」の記事があった。
私も出戻りでほぼ新規のため、この類の記事には大変共感できたし、そして何より、それらの記事は理路整然としていて面白かった。

これは私も書いてみたい。

10年以上前の話になるが、私はブログをやっていたことがある。そのときは読みやすさや構成なんか気にしたことがなかった。むしろ、ちょっと読みにくい方向に持っていこうとしていた。今考えるとバカみたいな話である。
ちょっと脱線したが、「書く」という行為は比較的好きなことだった。読みにくく書いてるという(あほくさい)難点はあったが、当時自分が考えていたことや、そのときの心情を思い出すことができて、読み返すことも結構好きだったりする。(ばかたなあwwwww)と思いながら読み返すのである。結構変態だな(笑)。
そんなわけで、10年ぶりにブログを開設し、好きなものについて書こうと思ったわけである。
別に、V6に出戻った理由に、大層な内容があるわけではない。でも書いてみたい。頭の中が整理されるような気がする。
私は話が長くなる傾向があるので、色々とまとめるのが上手くないかもしれないが、読みやすくなるように努力はしようと思う。

書いてみたらバカみたいに長くなったので、リストを置いておく。

  1. 伝説の修学旅行
  2. 20年前のこと
  3. 結局私のツボはなんだったのか
  4. ダン
  5. トニセンとカミセン
  6. まとめ

 

1.伝説の修学旅行

V6が好きな方、また学校へ行こう!どんぴしゃの世代は、私が何を言いたいのかすぐにわかったと思う。私は学校へ行こう!がまさに世代で、小6のときにダンス部がGENERATION GAPを踊っていたような年代だ。

そもそもこの動画を見たのは、SMAPからだった。

2015年11月、SMAPはパラ駅伝のイメージキャラクターとして駒沢陸上競技場に来ていた。そして私は、SMAP好きの友人に誘われて、その会場にいた。パラ駅伝自体もなかなか面白かった。出身地のチームが優勝したのでうれしかったし。進行には随分と改善点があると思ったが、それはまた別の話なので割愛する。
SMAPにおいては、かなり出ずっぱりであった。フィールドの端のほうで障がい者スポーツを体験してみたり、選手にインタビューしたり。そして何より、無料チケットにも関わらず、試合が終わった後に3曲も披露してくれたのだ。漠然と、一度SMAPのコンサートに行ってみたいな~と思うくらいにはSMAPが好きだったので、これには大変感動した。
その帰り、SMAPいいね、感動したよと友人に伝えると、友人は色々と動画を見せてくれた。歌番組、バラエティ等色々な詰め合わせ。中でも、リアルタイムでも見ていたのだけど、スマスマの5人旅は非常に面白かった。5人のすごく個性が出ていたと思う。USJで自分たちの曲にはしゃいじゃう木村さん、草なぎさん、香取さん、「あいつら楽しそうだな…」と見守っている中居さん、何があっても決して乗ろうとしない稲垣さん。そしてカラオケ。泣いちゃう中居さん。不仲だと思ったことはないけれど、あの番組を見て一番の感想は「仲いいな(笑)」だった。いい歳のおじさんたちがわちゃわちゃしているのが面白かったし、微笑ましかったし、可愛いなと思った。
実は私の姉が008までのアルバムを持っている。また、姉はモダンのやつのアルバム(正式名がいまだに覚えられない)を引っさげてのコンサートに行ったこともあって、このアルバムも持っている。SMAPの曲に興味が出てきた私にとって、この環境はなかなかのもので、iPodには着々とSMAPの曲が増えていった。色々レンタルもした。SMAPさんは良い曲多いですね。
自分でも驚くほど順調にSMAPファンになりつつあったのだが、あるとき、某動画サイトでお気に入りの5人旅の動画を見ていたとき。横に出てくる関連動画の欄に、その運命の動画があった。

と、ここでようやく本題に入る。前置き長すぎたかw
その動画のタイトルは、修学旅行、だった。このときの私の心情としては、
(修学旅行か…なんか見たことあるような?学校へ行こうだっけ?)
ってなもんである。一応V6の番組の内容だということは覚えていたと思う。
何気なくその動画を開いて、あっけなく私はV6の沼へと引きずり込まれたのだった。

「俺ここー!」と真っ先に走り出し、すべての元凶となる井ノ原さん。
最初に井ノ原さんを踏みつけ、終始無言なのに突如荒ぶる岡田さん。
井ノ原さんと三宅さんを踏み倒した挙句、鹿が乗り移った森田さん。
今と大して顔が変わらない三宅さん(そこ?)。
33歳のくせに興奮して寝られない長野さん。
すべての罪を被せられる引率の先生みたいな坂本さん。

 夜中だったにも関わらず、涙が出るほど大笑いした。

いや、ほんと、この動画まじで面白いですよね。今でもイライラしたりすると、この動画かミッションV6で瞬きしない森田さんの動画を見て大爆笑します。何度見ても泣くほど笑えてすっきり。
そんなわけで、約10年も前のこの動画に大爆笑して、V6が好きだった時期を思い出した。そして、V6すげーな!と思ったのがひとつのきっかけなのである。

これが、なんと2016年の年明け以降の話。もうこの時点で、20周年のライブは終わっている。今考えると悲しいことこの上ないが、まあ仕方がない。

 

2.20年前のこと

ここで、20~15年前のことを思い返してみる。

私の姉は中学時代にバレー部に所属していた。高校生になったときにバレーボールはやめてしまったが、相変わらず観戦は好きだったようで、よくバレーボールの中継を家族で見ていたものである。そしてちょうどその頃、V6がバレーボールのイメージキャラクターとしてデビューする。
当時のバレーボールは、オリンピックを逃したり、出られても勝てなかったりして、人気が低迷していた。そのてこ入れとして選ばれたのがジャニーズであり、V6というわけだった。
当然、姉はV6という存在をデビューから認識している。パフォーマンスを見て、いいなと思ったらしく、そのまま姉は順調にV6のファンになった。
この頃の私はというと…あまり覚えていないのだけど、小学3年生か4年生くらいなので、キンキがすごく好きな頃だったと思う。ただ小学生なので、テレビで見ているだけだったのだが。
そんなわけで、デビューから6~7年間くらいのCDがうちには揃っている。多分、姉はコンサートにも行ったことがあると思う。姉はデコパの頃の岡田くんが好きで、うちわも持っていたし、懐かしの星型のペンライト(緑)を持っていた。
そして、なんと私の誕生日に学校へ行こうが始まる。当時の私はすでにキンキファンだったが、同年代として色々な番組を持っていたTOKIO、キンキ、V6のいわゆるJ-FRIENDSの面々がとても好きだった。今のキスマイブサイクみたいな番組をJフレのメンバーでやっていたことが忘れられない。キンキが好きだったのでキンキの内容ばかり覚えているが、V6のみなさんもあれをやっていたかと思うとニヤニヤが止まらない(笑)。
このように、私の家にはV6ファンとキンキファンが揃っていた。必然的に選ぶ番組もジャニーズのものが増えて、特に火曜日は伊東家→学校へ行こうがお決まりの流れであった。
ちなみに、私は姉と歳が結構離れている。学校へ行こうが始まって数年で、姉は社会人になった。社会人になると、やはり仕事の関係上、19時や20時に帰宅するのが難しくなってしまい、その頃から姉は徐々にV6から離れていく。ただ私はまだ学生だったので、母とふたりで夜ご飯を食べながら、伊東家の裏技をせっせと試してみたり、学校へ行こう汚ギャルバスターズや東京ラブストーリーに涙が出るほど笑ったりしていた。姉がCDを買わなくなってしまったので、キンキは相変わらず好きだったけれど、私がV6のCDを買っていた。確か太陽のあたる場所くらいからだったと思う。seVenまで自宅にあるので、4年間くらいは自分でCDを買っていたことになる。
さらに、中学生の頃にやっていた、PU-PU-PU-という、カミセンに言わせると伝説のドラマ(笑)がすごく好きだった。そして、その主題歌も。別にチャラチャラした男が好きだったわけでもないが、PU-PU-PU-の森田さんの見た目がものすごく好きだったのだ。ここで、私は完全に「V6だと森田さん」になるのである。そして、「自由であるために」あたりの、髪を束ねた森田さんが本当に好きで、その後の新・俺たちの旅の森田さんもすごく好きだったことを覚えている。とにかく当時の私は、この頃の森田さんがすごく好きだった。
話は少し変わるが、私の友人にはキンキファンが多かった。当時Jrだった渋谷さんのファンも、デビューしたての嵐のファンもいたが、みんなキンキが好きだった。そんな面子が集まって、休み時間にキャッキャしていたわけだが、そうなってくると、キンキの魅力については私が語らなくとも、他の誰かが十分に語ってくれる。それなら、V6の魅力もみんな知ってくれよ!ということで、私はV6について、森田さんについて、キャッキャしていたわけである。いわゆる自己暗示みたいなものだ。*1
太陽のあたる場所を買わない姉を見て、自分で買おうと思ったときから、私はV6に完全にはまっていたと言えると思う*2。完全に姉の影響である。

 

3.結局私のツボはなんだったのか

高校生~大学生の頃、私はラルクがとても好きだった。これは今でも好きで、ライブにも度々足を運んでいる。もちろん、曲に魅力があると思う。それなりに歌も演奏も自分の琴線に触れないと、やっぱり聞いていられない。ラルク、それに付随してドラムの人のソロプロジェクトに関しては、ライブに行って、ステージが見られないくらいでも全然構わないくらいには曲が好きだ。ただ、ステージは見られなくてもいいのだけど、私はバックステージでわいわいしている彼らを見るのも好きだ。DVDの特典などでそういうのが見られると、とてもうれしい。彼らはフランスでライブをしたことがあって、全員でパリ観光した映像が残っていたりする。また、98年くらいの彼らは距離感が迷子で、その頃の映像なんかもとても面白い。

何が言いたいのかというと、私はいい歳したおじさん達がわちゃわちゃしているのが好きなわけだ。良い関係なのがひとめでわかって、とても微笑ましい気持ちになる。

空白の期間は、ほとんどV6に触れなかったと思う。私が大学生くらいの頃は、ラルクがかなり精力的に活動していたので、そちらで手一杯だったというのが一番の原因ではある。畑がまったく変わってしまったし、バイトもするようになってお金ができて、遠征するようになったからだ。
ただ、それがなくても、高校生の頃から部活で忙しくなるとともに学校へ行こうもあまり見なくなってしまって、ちょっと遠い存在になりつつあった。そして、なんとなく…本当になんとなく、岡田さんはV6をやりたいのかな?と疑問に思っていた。個人の仕事が増えていたし、きっと岡田さんは演技やりたいんだろうなと感じていたのだ。これが後に「岡田の反抗期」と本人から語られることになるのだが*3
それもあって、なんとなくとっつきづらくなったというか…。
ラルクを見ていれば、そのときは結構十分だったのだ。あの頃は彼らも結構わちゃわちゃしていたし、おじさんだし。

その意味で、今V6なのだと思う。修学旅行の動画を見て、わちゃわちゃ感にものすごい衝撃をうけ、その当時長野さんが33歳だったことにも衝撃を受け、さらに関連動画に出てきたセクバニのPV打ち上げでのわちゃわちゃに「これが2011年かよ(白目)最近すぎる(白目)」と衝撃を受けた。森田さんと三宅さんがお酒を飲めないのは知っていたので、「これがシラフ(白目)」となったものである。よく考えたら、修学旅行当時の長野さんと、セクバニの頃の森田さん三宅さんが同じくらいだろうか。順調にトニセンのDNAはカミセンに受け継がれていると思います。可愛い。

それにしても、今のV6の距離感ってすごいと思う。アラフォーのおじさん達が、あんなに尻を集めたりするものなのだろうか。特に岡田さんは2015年は出血大サービスだったのかなんだか知らないが、いつにも増して変態でなかったか。私が最初に好きだった頃の岡田さんもなかなか変わった人だったけれど、こんなに変態じゃなかったような…と思っていたら、ネクジェネ1000回記念のラジオで衝撃の事実*4を知り、さらに合宿所の話なんかも窺い知るに*5、大体剛健の英才教育のせいで岡田さんが上質な変態になってしまった気がする。噛み付かれまくったから、今長野さんと後輩たちの尻を集めまくっているのだろうか…。尻が足りないのかな…。

 

4.歌

V6は、歌とダンスのクオリティが高いと思う。初期の頃は、ダンスはともかく、歌は上手いと思わなかったのだけれど(坂本さんはいつでも上手いと思っていたけど)、今は全員安定して上手い。

歌唱力に関しては、三宅さんがダントツで伸びたのではないだろうか。初期の頃はお世辞にも上手いとは言えず、「まあ、アイドルだもんね」という程度の歌唱力(ごめんなさい)だったと思うが、私の中では最近になってしまうけれど、10年前くらいからグッと歌唱力が伸びた気がする。おそらくあの声で相当苦労されたのではと推測するが、今は、飛び道具および切込み隊長としてうまく力を発揮していると思う。
カミセンは始まりが子供だったこともあって、成長率が半端ない。というか、森田さんと三宅さんがあの声を維持しているのがすごい。岡田さんは剛健に振り回されながらうまく立ち回ってきたのが声にも表れているような感じがする。坂本さんにも長野さんにも井ノ原さんにも似ていると言われるその声は、剛健と一緒になっていたずらしたり、時に優しく見守ったり、時に厳しくつっこんだりしてた過去が見えるようで…岡田さん…苦労したんだね…と思ってしまう(笑)。岡田さんが安定してベースにいるから、剛健の高音がキャッキャできるのではないかと個人的には感じている。また、V6だと剛健がアクセントになるけれど、カミセンだと岡田さんの低音がアクセントになるのも面白いなと思う。
ただ岡田さんって結構音域広いと思うし、「君が思い出す~」で森田さんは低音のハモりやっているし、三宅さんの地声は多分低いのではないかと思うので、岡田さんが高音で森田さんあたりに低音やってもらうような曲も聴いてみたいな~なんて思う今日この頃。どうなるかわからないけれども。
森田さんはキャラメルボイスと言われているけど、実のところ相当エッジが利いていると思う。うまく言えないけれど、シュッとしている。他の人ならスムーズに歌うであろうところも、森田さんは言葉をのせているような感じ。うまく言えないけど!でもそうかと思えば、「candy」みたいに、まさにキャラメルという歌もあり、吐息混じりだったり、彼の声は楽曲の色になることが多いように思う。

トニセンのみなさんもかなり伸びたのでは。初期の頃の曲を聴くと、うわあ!トニセンもめっちゃ上手くなったんだな!と実感すること請け合い。トニのみなさんの最初のアルバムとかね。うまいけどね。いや、あれはあれでいいのだけれど。若い頃の勢いみたいなのもあるし。
長野さんは結構不安定だったけれど、今はそれほどでもないし(たまに危ういけど)、井ノ原さんも最初からうまかったけど、結婚してから歌に説得力というか、パワーみたいなものがプラスされた気がする。坂本さんはさ!もはや語るとかそういうレベルじゃないよね!あの歌唱力の人がジャニーズにいるという素晴らしさ。坂本さんってあんなにうまいのに、これ見よがしみたいな歌い方じゃないところがすごい。癖がなくて声の伸びとかが素直で、すっと耳に入ってくるというか。まさに舞台で歌う人、という感じがする。
もうね、トニのみなさんには言うことないよ、ほんとに。デビューのときはすでに大人だったから、ベースはできていたのではと思うし(井ノ原さんは10代だったけどね!)。トニセンは、長野さんがいいアクセントになっていると思う。これは悪い意味には取らないでほしいのだが、ザ・アイドルという感じがする。80年代の正統派と言えばいいのだろうか(私の80年代はほぼ子供だったので、イメージだが)。まさにハニーボイスというか、多分V6の中で一番甘い声なのが長野さんだと思うのだが、どうだろうか。

私がV6から離れていた期間の音源とかを聞いて、歌唱力が随分伸びていることにびっくりしたのだが、一番びっくりしたのは「君が思い出す僕は君を愛しているだろうか」。ピアノ1本で、あとは6人のハモりで構成されている。CDを聞いたときもびっくりしたし、さらにびっくりしたのは20周年ライブのときの39Symphonyで、この曲をアカペラで歌ったときだ。どこのコーラスグループやねんという話。うますぎてびっくりした。
これだけ特徴的なボーカリストが揃っていて、あれだけきれいなハーモニーを聞かせるのは本当にすごいと思う。

 

5.ダン

V6は、歌とダンスのクオリティが高いと思う(2回目)。最初の頃からアクロバット集団ではあったけれど、つい5年前まで台中やって、さらに1日2回公演だったという事実に驚愕した。坂本さん39歳、長野さん38歳。恐ろしいおじさんたちである。
2015年の20周年ライブでは、森田さんのプロペラコーナーがあった。いくら森田さんが軽いからとは言え、もう40代半ばのおじさん達が頭の上で大人を回すなんて驚きである。さらに「さすがに当時より重くなってるでしょ?」と三宅さんに聞かれ、「いや、変わってないよ」とさらりと答える森田さん。それはおそらくアクロバットをやっていた2010年からの話なのだろうが、その頃から体重変わってないのか…すごいな…と、言わざるを得ない…(自戒)。
V6のダンスはフォーメーションダンスと呼ばれるのだろうか、歌いながら踊りながらスムーズに隊形変化していくさまは、なんというか、目が追いつかない。「Timeless」なども静かな曲だけれど、かなり隊形が変化していたのではないかと思う。その運動量たるや。アクロバットを抜きにすると、最近の曲のほうが動いているのではないだろうか。すごすぎ。おじさんたちすごすぎ。
しかしそもそも、ダンスの特徴は6人全員が違うと思う。特に、坂本さんと森田さんがいるという振り幅がすごい。坂本さんは、基礎がしっかりしていて、先ほどの歌の話ではないが、舞台向きだと思う。まさにミュージカル。トニセンはそういう傾向が強いと個人的には思う。森田さんは天性のセンスで踊っている感じがする。それは基礎がなってないとかそういうのではなくて、自分の体の動かし方、力の抜き方を自然と理解している、という類のもの。私はダンスとか全然わからないのだが、森田さんのダンスは「おそらく見本どおりではない」が「目を引く」し「色気がだだ漏れていてやばい」というようなことはわかる。好きだ(突然の告白)。
そう考えると、歌と同じような特徴がダンスにも表れているのではないだろうか。
坂本さんは癖がなく基礎がしっかりしていて舞台向き、長野さんは正統派アイドル。王子様!井ノ原さんはダイナミックでパワフル。森田さんは表現力豊かで、センスがある。三宅さんは、歌もそうだが、踊りもすごく練習したのだと思う。多分、振り付けを一番忠実にやっているのではないだろうか。あと、自分がどう見えているのかを一番研究している感じがする。もう彼は、歌も踊りもこの言葉で集約できる。「悲しいほどにア・イ・ド・ル」…。好きだ(突然の告白・2度目)!岡田さんは癖がなくてわかりやすい踊り方をする。トニのみなさんに似ていると思う。ただROCK YOUR SOULみたいな、ちょっと激しい曲になると、格闘技の型にもたまに見える(笑)。
一人ひとりにかなり特徴があって、瞬間的に切り取ると結構違うポーズをしていたりするのに、ちゃんと揃っているように見えるからV6は面白い。これも歌と同じだと思う。

 

6.トニセンとカミセン

V6の特徴のひとつとして、トニセンとカミセンというグループが存在するということが挙げられると思う。その他のグループにも、たとえば嵐は山と風と呼ばれる分け方があったり、Hey!Say!JUMPにもSexy-Zoneにもそういうものが存在するという*6
ただ、V6はトニセンとカミセンでそれぞれCDが出ていたり、コンサートをやったりするところが、他のグループとはまったく異なるところだろう。本人達にしても、「トニセンが~」「カミセンは~」というくくりをよく使う。
V6は6人だが、トニセンとカミセンが合わさってできたグループとも言える。結構変なグループだなと改めて思う。

トニセンは、目の前で少年隊や光GENJISMAPを見てきて、まさにジャニーズというものを目の当たりにしてきた人たちである。そしてデビューまでにそれなりに時間がかかっており、苦労人とも言える。歌唱力も抜群で、歌って踊りだすと隠しきれない昭和臭が愛されるポイントだと思っている(笑)。坂本さんと長野さんをもってして、現存する最古のシンメと言われていることはつい最近知った。言われてみればそうだな。
カミセンに比べて、身長が高いのも特徴だと思う。しゅっとしたお兄さんグループ。それがトニセン。
余談だが、井ノ原さんは定期的にカミセンに入りたい病を患う。が、彼のデビューまでの話や身長等を加味すると、井ノ原さんは完全なるトニセンです。どうもありがとうございました。

カミセンは、ジャニーズ事務所に入ってからデビューまでの期間が比較的短くて(1~2年くらい)、エリートアイドル集団である。特に岡田さんはテレビのオーディション番組で剛健に選ばれてジャニーズ入りし、最終的にV6に入ることになる。そして、東のエリートだった剛健については、三宅さんを中心にグループを作ろうとしたジャニーさんに、三宅さん自身が「剛がいないならやりたくない」と言って、ふたりの世界を守りつつここまで来るという、運命のような話がわんさか出てくる。

剛健という前衛と、岡田さんという後衛がはっきりしているグループでもある。そして溢れ出るストリート感。3人全員がトニセンの身長を追い越さなかったのも奇跡だと思う。トニのみなさんが80年代なら、カミのみなさんは90年代。やんちゃな兄ちゃんグループ。ちびっこギャング。それがカミセン。

V6に加えて、トニセンとカミセンという色がまったく違う愛すべきグループがさらに存在するのだ。なんてことだ。嬉しい。金が足りない。

 

7.まとめ

まとめなんて大層なものではないが、結局V6の何に私が惹かれたのか、箇条書きにしておく。

  • いい感じのおじさん
  • わちゃわちゃ感
  • 歌うまいな
  • ダンスキレッキレですね
  • トニセンとカミセンって、改めて考えると面白いよね

たかだかこれだけのことを書くために、約1万字も使ってしまった。でもいいんだ。時系列で残しておきたかったのだ。

そんなわけで、こんな記事で興味を持つ人はいないと思うが、V6面白いよV6。

*1:ちなみに、高校生のときに好きになるバンドがあるのだが、私はそのバンドの中ではドラムの人が好きだ。その人のファンになった経緯が、今書いたのとまるっきり似ている。書いていて、自分でびっくりした。いつでも私は自己暗示…(白目)

*2:PU-PU-PU-はそれよりもちょっと前ですけどね。でもその頃はうちの姉がジャケット3パターンコンプリートとかしていたから(笑)。PU-PU-PU-も、多分ビデオあるんですよね。うちに。リアルタイムで録画したやつ。見たいけど、でも、もうテープ劣化しちゃってるんだろうな…。

*3:ソースは又聞きなので明確にできません。すみません。少クラかな?オカダのはなしだったかな?

*4:長野さんが押さえ込んで、剛健が岡田さんにキスマークを付けまくった話

*5:すぐ寝ちゃう岡田さんの尻に剛健が噛み付きまくった話

*6:JUMPとセクゾはあんまりわからないので、あいまいな書き方です。すみません

ご挨拶

はじめまして。ももと申します。

SNSが発達している昨今、なぜブログを開設したかというと、なんとなく長文を書きたかったからです。

twitterは思ったことをすぐ呟けるし、140字という制約があるので要約する力はつくかもしれない。けれど、私は好きなことについて、これでもかというほど書き尽くしたい。…ような気がするので、やってみようと思い立ったわけです。

内容は、今書いた通り、好きなものについて。多分今なら、V6、ラルク、サッカー、野球、フィギュアスケート

頭の中を整理しながら書くと思うので、読みにくいかもしれませんが。

備忘録のような形になるような気がするなあ。

読みやすく書けるように努力しよう。

2016.7.15